あなたの家の発電量を推定!

左の絵のXが南方向です。

1)パネルを乗せたい屋根の傾きの方位は真南から何度(θ)ですか?大体で良いです。真南ならθ=0°です。西向きも東向きでも、同じ角度なら発電量は理論上は変わりません。

 

2)屋根の傾斜角は何度ですか?

陸屋根、ビルの屋上のように平らならβ=0°です。

 例題

1)屋根方位 β=20°、屋根傾斜角 θ=30° としましょう。横軸、パネル傾斜角のβ=20の所の線を真上に上り、屋根の向きを表す角度θ=30°は黄色の曲線グラフですから、これと交差する点の縦軸の値を読みます。1,150のわずか下ですね。約1,150 kWhが1kWのパネルの年間推定の発電量です。

2)陸屋根(ビルの屋上のように平らな面)でしたら、θ=0ですから、920kWhくらいです。

3)理想的な真南β=0°に向いた、角度θ=34°の屋根は、1,220kWhくらいです。

この計算では、この項の作者の自宅の屋根の太陽光パネル(10年前に設置、発電効率13.3%)の発電量を基に計算していますので、最近のパネルではもっと良いはずです。普通の屋根には3kWから5kWのパネルがつけられますから、このグラフで得た値に着けたいパネルのkW数を乗じれば、年間発電量が出ます。